20260111の日記
ChatGPTが世界に衝撃を与えたのは2022年のことです。そこから3年ちょっとが過ぎ世界は大きく変わりました。最初に出てきたときは衝撃を受けつつも使い物にならないなどと、面白がりもしつつちょっとホッとしませんでしたか?僕は、まだまだ人間には追い付いてなくて大丈夫だと、ちょっとホッとしてたんだなと今感じています。
その後生成AIの進歩は過去に見たことない速度で進み、もはや人間よりも賢いのが普通になってきました。
最近、働きながら感じてることとしては「考えること」をかなりの確率で放棄し始めています。このままで良いのだろうか?と思いつつ、リスクを判断していくのに大事な要素として網羅性があるのですが、この網羅性を上げていくのがめちゃくちゃ難しいし、なんなら専門性と呼ばれるものはほぼほぼこの網羅性を瞬時に出せるかという知識量みたいなものにもつながっています。
内部監査という仕事は、何か事故が発生しないようにリスクを網羅的に勘案し、リスクの大きさに合わせて統制を提案していくことが肝です。これらの感度を養うために、他社の事故の事例を沢山知識として仕入れて自らのスキルにつなげていくという活動を続けていたのですが、このやり方自体をそろそろ変えてる時期がきてるなと感じています。なぜなら、私が色々な事故事例で仕入れた知識たちから導き出した観点を生成AIは簡単に網羅するし、なんなら自分になかった観点を出してきたりするからです。
よって、まずは生成AIに聞いて作ってもらう。それを見ながら、いやもっとこんな観点のものも出してみてとか、これは不要だなとかを判断していくような仕事のやり方に変わってきています。無条件に生成AIにポチポチ投げ込んでる仕事をしながら、こんなことしてたらこの仕事自体絶対になくなるなと思ったりもします。
生成AIが世界に衝撃を与えてから3年が過ぎ、最終的に人間に残る仕事は何になるのか?その分水嶺に居る気がします。
2026年1月11日 河添ひろし